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たのしい循環生活

堆肥づくりのススメ【6】

今さら何をですが、
わたしが立っている床の下にはコンクリートがあり
コンクリートの下には土がある。
その土1gの中には何億という生命体が生息しています。
土は呼吸しているのです。

もちろん、
場所によって土の色、硬さ、水はけも違うように
生命活動(小動物や微生物たち)の量や成分は違っています。

人間、生き物、植物、土
それぞれの健康は目に見えないところでつながっています。

雨は土に吸収、還元され、
集まって小川になり、川になって海に注がれます。
山林では落ち葉が風で集まり、生き物たちのお布団となり
ミミズやワラジムシなどの小動物や
もっともっと小さな生きものたちのエサになり
目に見えない小さな生きもの、微生物の活動を通して、
土壌の一部となって植物たちに栄養を提供し
土の健康を支えています。

地球の誕生以来、生きものたちも生命活動を終えると、
土の循環に組み込まれてきました。
広葉樹林が拡がっていた時代には、落ち葉が潤沢だったため
たくさん腐葉土ができて、
生きものたちと植物の生命の育み合いを助けていました。

その腐葉土成分のフルボ酸が、
栄養を海まで連れてきて、豊かな海を育みました。
植物と生き物のつながり、山と海のつながりは
腐葉土(堆肥)がつないできました。

こうした食物連鎖を活用したものが堆肥(コンポスト)です。
人間が条件を整えることで、
短時間に分解させているのです。
それは、昔から伝わった知恵であり、文化です。

いい堆肥をつくるには、
微生物がよくはらたく条件を整え、
もともと土が育んだ生きものや植物を分解してもらい、
ミネラルやたアミノ酸、糖分として
植物が栄養として吸収できるかたちに変えているということ。
つまりは、こういうこと。
堆肥づくりとは、植物のごはんづくりをしているということです。

野菜が必要としている栄養と、
私たちが必要としている栄養はほとんど同じなんだ、
そう思うと、グッときます。

身の回りの堆肥の材料の中で
もっともバランスがいい「生ごみの栄養」は
絶対に見逃せません。野菜のご飯づくりには最高の材料ですから。

私が寝ている間にも、遊んでいる間にも
せっせと働く微生物は
家族のようにかわいい存在なのです。

今さら何をですが、
これが、のぶばぁや私が愛してやまない
堆肥づくりをススメている一番の理由です。

たいら由以子

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